- ゲームを作りたいけど技術力がない人
- ゲーム制作の裏話が見たい人
はじめに

ゲーム作ってみたいけどプログラムとかわからん。

自分もエンジニアですがゲームは未経験の分野だったので、AIの力を借りて開発してみました。
仕上げてみた感想をまとめます。
この記事を書いた人:kosumi
○事務8年→SE4年目。
○未経験から職業訓練を経てエンジニアへキャリアチェンジ。
○体験談を中心にブログを書いています。
- AIの開発力は相当すごい
- 何をどう作るかは自分で決める必要がある
- 敷居が下がった分ライバルは多い
作ったゲームの紹介
紹介記事はこちら。

ゲームへのリンクはこちら。

なぜ作ったのか
個人開発は一昔前までは労力の割にリターンがなく、自己満足の領域というイメージでした。
2026年現在、エンジニアの現場でもAIを利用することが増えています。
AIはいろいろ言われますが、試しに作ってみたらどんな感じなのか確かめたいと思いました。
また、エンジニアはAIによって失業する可能性があると言われています。
言われたものを作るだけでなく、自分でアイデア出して完成させる経験を積みたかったのもあります。
使ったツール
ClaudeCode
ChatGPT
作るのはClaude、リンクに表示されるサムネイル画像はChatGPTを使いました。
開発の流れ
以下のような流れで開発しました。AIには基本的にすべてチャットで指示しています。
①ベースとなるルールを決める
↓
②まず動くものを作らせてテスト
↓
③テストして感じたことを反映(納得いくまで繰り返し)
↓
④公開してテスト
↓
⑤最終調整
①ベースとなるルールを決める
とりあえず何か完成させる、ということでシンプルなゲームを作ることに決めました。
はじめは調整前提で、原形となる部分をまず作りました。
具体的には、トランプゲーム、3×3のボードを使うこと、手札9枚、数字の大小で勝負すること、数字が逆転するパターンあたり。
②まず動くものを作らせてテスト
デザインや技術スタックは指定せず、AI任せにしました。
①で想定した基本ルールに沿って動くかどうかを確認します。

この時点では完全に運ゲーで、「面白いか、これ……?」となっていました。
③テストして感じたことを反映(納得いくまで繰り返し)
テストして気付いた点を煮詰めていきます。
段階としては、
ゲーム面
↓
機能面
↓
演出面
の順に仕上げていきます。
ゲーム面
基本ルールを含めて見直します。
最初の時点での課題はこんな感じ。
これらを改善すべく以下のように対応します。
- 運ゲー
→ 絵柄が一致したときのみ強弱が反転。割合が変わって基本の強弱が確定される - 配置が無意味
→ ラインボーナスを設ける - 手札制限
→ 手札の枚数を13枚に増やす
この改善で、ある程度ゲームとして成立しだしました。
ですがまだスタートラインに立っただけ。
更に課題は出てきます。
これらを解消すべく、ああでもないこうでもないと練った結果、現在のルールになりました。
- 中央の取り合い
→ 中央マスは無得点。ラインボーナスの勘定には入れる - 手札数
- 余りカード
→ 初期手札9枚に戻し、初手の引き直しと負け時は手札補充。初手の捨て札は公開情報に - 手札事故
- 逆転要素
→ 強弱反転時はポイント2倍
機能面
ゲーム面のブラッシュアップ案を考えながら、公開にあたり必要な部分を作り込んでいきました。
- ルール表
- 対人戦
- 招待機能
公開用と対人戦用に以下の外部サービスにも登録していきました。
一部制限はありますが全て無料で使えます。
どれを使えばいいか、どの項目を設定すればいいかもAIに聞けば教えてくれます。
- gitHub
- vercel
- supabase
演出面
修正入れた部分をざっと挙げてみます。
演出が大事なことはわかるのですが、あまり詳しくないのでやや手探り感はあります。
- 出したカードを交互にめくっていたのを同時にめくるように調整
- ボード上でカードをめくるとき、オーバーレイでカード部分をアップ表示
- 勝敗をボードの光で視覚的にわかるように調整
- 手札を少し重ねて、手札っぽく横一列で表示
- マリガンの入れ替え候補のマーキングを見やすく表示
- カードのデザインを外部からインポートするように変更
④公開してテスト
ローカルで遊べたら次はオンラインで確認します。
先ほど登録したgitに作ったものをプロジェクトとしてアップしてもらいます。
アップしたら、それぞれのサービスにgitのプロジェクトを登録。
登録できればgitだけ更新すれば自動的に反映されます。
git以外は使ったことのないサービスでしたが、AIに聞きながらやれば問題なく利用できました。
上手くいかないこともありましたが、トラブルシューティングもAIがいれば怖くありません。
エラーログや症状を伝えて進めていけば解決できました。
動作確認ができたら、新しいチャットにコードレビューを依頼しました。
セキュリティリスクなど、さまざまな観点でチェックしてくれます。
AIからの指摘事項の中には、仕様として問題ないものが含まれていたりしました。
なので内容はざっと目を通した方が良いと思います。
⑤最終調整
最後にリンクを張ったときに表示される画像を作りました。
これはChatGPTが無料でやってくれました。
絵柄がおかしかったりしたので自分で一部の手直しはしています。
画像を配置して最終確認が済んだらURLを公開します。
以上。お疲れさまでした。
仕上がりについて
ゲーム面については、手前味噌で恐縮ですが、思いのほか良い感じのゲームバランスに落ち着いたのではないでしょうか。
ぜひ友人と遊んでみて感想を頂けるとうれしいです。
開発面では、AIのすごさを体感できたのが良かったです。
今回コードを一行も書いていませんし、特に複雑な指示の出し方もしていない。
つまり、今やこのゲームレベルのものは誰でも作れるようになりました。

私は現役のエンジニアですが、もう自分程度のエンジニアはいつ失業してもおかしくないと感じます。
難しかったこと
作っていて一番頭を悩ませたのは、ルールを作る難しさでした。
ゲームのバランス、仕様など、どう調整すればいいかという部分に多くの時間を割きました。
次に、意外かもしれませんがルール説明が難しかったです。
トップ画面に出てるルールもかなり練り直したのですが、まだ不十分だと感じます。
さらに現在ぶつかっているのが、遊んでもらう方法がないという点。
言い換えると、「ただ作っただけでは拡散ができない」ことです。
制作物を公開するプラットフォームには数多のライバルたちがいます。
AIによって供給過多になった中で、自分のサービスを手に取ってもらう難しさに直面しています。
今後は拡散方法についてどうするかを検討する必要があると感じました。
まとめ

ルールこそ自分で考えましたが、コードの構築はAIに丸投げでもできる時代になりました。
逆に言えば、ルールだけは自分で考えたからこそ、自分で作ったと言えるのだと思います。
AI時代に必要なことは「作るものを決めること」だと実感できた気がします。
この記事が「何か作りたい」という人の参考になれば幸いです。
以上です。
人生アップデートしていきましょう。


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