- 自分の強みがわからない人
 
※この記事には一部プロモーションを含みます。
はじめに

自分の強みがわからない……。履歴書が埋まりません(泣)

私はキャリアチェンジ転職だったので経験が生かせず、強みに困っていました。
自分の強みがわからない人向けに、考え方をお伝えします。
- 自分の強みがわからない人は、強みのハードルが高すぎる
 - 強みは圧倒的じゃなくてOK。平均より少し上で十分
 - 自分が苦ではないことや、他人の行動を見て自分にもできそうと思ったことが強み
 
この記事を書いた人:kosumi
○事務8年→SE3年目。
○未経験から職業訓練を経てエンジニアへキャリアチェンジ。
○体験談を中心にブログを書いています。
自分の強みがわからない人の考え方

- 強みのハードルが高すぎる(平均より少し上でOK)
 - 自己評価が低すぎる(案外みんな大したことない)
 
自分の強みがわからない人は、難しく考えすぎな可能性が高いです。
甲子園で優勝したとか1億円売り上げたとか、世の中そういう人はごく少数派です。
学校や会社で周りを見て、そんなすごい人が何人もいたでしょうか。
いえ、仮にいたとしてもまったく問題はありません。
なぜなら、あなたが競うのはたいていの場合、あなたと同じぐらい平凡な人だからです。
会社はどんな人を求めているか

強みが必要な場面と言えば採用試験ですよね。
ここからは採用の場に絞って話を進めていきます。
強みは平均より少し上でOKとした理由としては、強みが「ない」人も「ありすぎる」人も、どちらも採用から外れてしまうことがあるからです。
まずはその理由をお伝えします。
自分の強みが見つからないと足切りされる
採用試験では、会社とのミスマッチがないかを判断します。
社会常識はもちろん、会社の考え方や、スキルの不足などです。
会社側は採用後の働いている姿をイメージしたいのです。
強みがないとそもそもイメージができません。
結果、落とされます。
自分の強みが圧倒的過ぎても落とされる
では、ものすごく輝かしい経歴をアピールすれば採用されるでしょうか。
もちろんレア度SSRの超エリートが来てくれたらベストです。
ですが、自社のレベルに見合わない素晴らしい人材がきたとき、面接する側はこう思います。

この人は優秀だ。雇いたいけど、すぐ転職しそうだな
筆者は転職活動をした際、とある工場の面接を受けたことがあります。
そこで面接担当の方から、大卒というだけで上記に近い話をされたことがあります。
極端な例ですが、医師免許を持っている人がライン工に応募してきたようなものです。
年収1000万稼げる人が年収300万の求人に応募しても採用されません。
なぜなら、どんなに優秀でも求人に対してはミスマッチだからです。
つまり、人材のレベルは高すぎてもダメなのです。

つまり、圧倒的な強みである必要はまったくありません。
「平均の少し上」で十分と、気楽に考えてください。
筆者の強みの具体例と強みがわからないときの考え方

未経験転職した筆者の強み
筆者は事務を8年ほど続けていました。
そこからキャリアチェンジでエンジニア転職を目指しました。
未経験で転職する以上、この経験から次の業界で生かせる部分を抽出しなければなりません。
以下は、筆者が人から言われたことです。
- お客さんと話せる能力はエンジニアなら重宝される
→エンジニアの友人より。技術だけでコミュ力のない人が多い業界とのこと。 - 顧客折衝経験があるから技術力がつけばプロジェクトマネージャーも目指せる
→職業訓練の教官。筆者の経歴を見てのアドバイス。 
筆者は正直なところ、人と話すのが得意ではありません。
仕事ではお客さんにしょっちゅう電話していましたが、すらすら話せるわけでもありません。
ですが、未経験なので生かせる経験がこれくらいしか思いつかないのも事実です。
ですので、顧客折衝経験を強みとして、マネジメント志望をアピールしています。
それが結果的に会社の求める強みと一致したため、無事に転職することができました。
強みになる例と具体的な考え方
会社がどんな人材を求めているかを理解できれば、それに合わせた強みを伝える。
実はこれがベストなのですが、なかなか難しいです。
筆者は企業分析が苦手なので、会社が求める人材など想像もつきませんでした。
筆者と同じような考えをお持ちの方は、以下の3点を思い出してみてください。
- 人から褒められた経験があること
 - あまり苦労せずに続けられること
 - 他人の失敗を見て「なぜできないのだろう?」「自分ならできそう」と感じること
 
考えてみたけど人から褒められた経験なんてないよ、という人向けに、一つ例を挙げてみます。
例えば、ゲームをやり込むのが好きな人は以下の順番で考えてみてください。
「ゲームのやりこみが好き」を言い換えてみます。
→ 一つのことに目標を立てて長期的に取り組む
→ この強みが行きたい業界や会社にマッチしているなら次へ、ミスマッチなら別の強みを探す
→ 言い換えから逆算して、該当するエピソードを自分の過去から捻り出す
といった具合です。
ゲームのやり込みは強みじゃない、そう謙遜される方もいらっしゃるでしょう。
ですが、ライトユーザーはクリアしたらそれで終わりなんです。
ちょっと行き詰ったら、他に面白そうなことがあったら、それも終わりです。
やり込めるほど継続できる人は十分に、人より続けられています。

え、そんなのでいいの?

はい。平均の少し上であれば、このレベルで十分なのです。
ただし、ゲームのやり込みをそのまま強みとするのは、ややウケが悪いです。
その強みを一度抽象的にして、話せそうな別の経験を思い出しましょう。
可能であれば仕事の中であった出来事にしてください。
それでも自分の強みがわからないなら

もし「自分の強みがどうしても見つからない」「自分に合う仕事がわからない」という方は、無料の転職エージェントに相談してみてください。
- 相談できる相手がいない
 - 企業分析が苦手
 
上記のような方はとくに、参考になる話が聞けると思います。
筆者も転職活動ではお世話になりました。
注意点として、自分の転職、自分の人生なので任せっきりはNGです。
あくまでも自分が主体となって「自分はこう考えているけどどう思いますか?」というビジネス的な相談をしましょう。
そうして作り上げたあなたの強みを、自信をもって話してください。
あなたは面接官にとって、採用したくなる魅力的な人材に映ることでしょう。
まとめ

今回は自分の強みがわからない方向けに具体的な考え方についてお伝えしました。
強みがわからないときは、
「平均より少し上で十分」という気持ちで考えてみてください。
誰にでも小さな得意分野があります。
それを見つけられるかどうかが、転職成功の分かれ目です。
自分の過去を振り返れば、きっとあなたにも話せる「強み」があるはずです。
どうしても見つからないときは転職エージェントの活用もおすすめです。
以上です。
一緒に人生アップデートしていきましょう。
  
  
  
  

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